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紙の本にだってまだまだフロンティアがある! 絵本:まるまるまるのほん

家内が買ってきて「イイ!」と言っていたのだが、はじめはそれほど興味がなかった。娘に請われて読み聞かせをしたのだが・・・、これはヒジョーにオススメの絵本だ。帯の惹句を引用しよう。

えほんのまるがうごきだす ほんをひらいてまるをおして、こすって、くりっくしてごらん・・・

動きます。正確に言うなら、そういう気に十分なれます!

著者はフランスの絵本作家エルヴェ・テュレ(エルヴェ・テュレの公式サイトもあるのだが、FLASHの読み込みが遅くてイマイチ)。訳は谷川俊太郎谷川俊太郎

タネあかしをすれば、あるページに「まる」があって、ページをめくるとその「まる」が動いた後の状態になっている。それだけ。

それなのに、娘は「読んで!」とせがんだくせに途中で私から本を取り上げ自分でページをめくろうとする始末だ。ちなみに、家内が読み聞かせの会で使ったら大人気だったそうです。

・・・iPadが発売になった直後、「Alice for the iPad – Atomic Antelope」が話題になった。動画をどうぞ。

この動画を見た私は「これぞ電子書籍ならでは!」と思った。「こういうのは紙の本ではムリ」とも思った。

しかし、いまは違うね。「まるまるまるのほん」は、あたりまえだが、動画のようなインタラクティブ性は無い。無いが、それに匹敵するおもしろさがある。まだまだ紙の本にだって新しい世界があるような気がする。

しかしこれほど惹かれるのはなぜだろう。しかも途中から次のページがなんとなく予想がつくし、絵だってただの手描きの「まる」ばっかりなのに・・・。

考えてみると、絵本ってのは読者に何かを与えてくれるものだが、この絵本は(事前に決められたものではあるが)読者の行動に応えてくれるように見えるのだ。

似た様な仕掛けの絵本は他にもあるだろうが、この絵本は反応そのものが非常に洗練されていて、あたかも「こちらの望んだように動いている」ように見える。「ページを捲る」という行為と「絵本の中で起こる反応」のバランスが優れているのだと思う。

この絵本のオモシロさは手にとってみなくてはわからない。どこかの書店で見かけたらぜひぜひ捲ってみてくださいな。

近頃絵本に関しては家内にやられっぱなしだなあ。

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