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アカデミー賞を受賞した原作アニメがすばらしいゾ! ”つみきのいえ”上映会

今月はいろいろあって疲れが取れません・・・、ので、今日は家で朝食後に寝てしまったのだが、14:00頃に家内に起こされて北浦和公園内・埼玉県立近代美術館で開催される「つみきのいえ」の上映会に行ってきた。

埼玉県立近代美術館の「土曜日の教育普及プログラム」が今年の四月にリニューアルすることになっていて、その先行イベントとして開催されるものだそうだ。午前と午後に一回ずつ、約45分で加藤久仁生加藤久仁生 監督作品のアニメーションを二本上映した。上映作品は「或る旅人の日記」「つみきのいえつみきのいえ 」で、費用は無料。

チラシでこのイベントを知ったのだが、会場に行ったら写真の集まりの知り合いが手伝いをしていて驚いた。その人によると、午前の部は立ち見が出るくらい混んでいたそうだ。ちなみに私は一番前に陣取りました。

アニメーションはどちらもおもしろかった。イラストの雰囲気も好みだし「まだ娘には早いけれど絵本も買っておくかな。」と思って、イベント終了後に駅向こうの三洋堂北浦和店に向かった。隣に古本屋があるのだが、グッとこらえる。

書店で絵本を見ると、帯に「原作アニメが米国アカデミー賞受賞」と書いてある。「へー、そんなにすごいアニメーションなんだ」とここで初めて本作品の快挙を知った。チラシにはそんなこと全然書いてなかったゾ。この年は「おくりびとおくりびと 」もアカデミー賞を受賞していて、そっちに話題が集中してしまってた感じもする。

さて、絵本。全体の構成は同じなのだが、細かいところが原作と全然違うじゃないか。アニメーションを制作した加藤久仁生と平田研也がこの絵本を出したにも関らず、なぜこれほどに内容を変えたのだろうか。大人向けのアニメーションを子供向けの絵本に変えた、ということなのかしら。

私がもっとも変わったと思うのは、おじいさんが潜水服を買って海に潜ろうとしたその過程(以下の動画では3分50秒当たりから)である。ここの違いのせいで、私は絵本とアニメーションをまったく別物として扱わざるを得なくなってしまった。

(以下、ネタバレです)

おじいさんは毎日の生活の中に楽しみがある。日に三度のパイプと日に一杯のワイン。数の制限は亡くなったおばあさんとの約束だ。ある日、おじいさんは作業中にパイプを海に落としてしまう。新しいパイプを買おうとしたが、どうもいいのがない。ところが、行商人の商品の中に潜水服を見つけると、わざわざ潜水服を買って落としたパイプを探しに行くのだ。そうしてパイプを見つけて戻ろうとしたとき、ふとおばあさんのことが頭をよぎる。おじいさんは思い出を求めて、おばあさんと最後に暮らした部屋へ遠回りをすることにする。

これが絵本では家をつくる大工道具を海に落としたことになっていて、しかも潜水服はすでに持っている設定になっている。潜って大工道具を見つけたところは、おばあさんと暮らしていた部屋で「それまで忘れかけていたことがふとあたまを過ぎる」という感じが出てこない。

つみきのいえのお話であることに代わりはないが、読み終えたあとの印象はだいぶ違う。この絵本はあきらかに子供向けだし、アニメーションは大人向けだ。

絵本もいいけど、ぜひぜひ原作アニメーション(DVD:Pieces of love Vol.1 つみきのいえ)を見ていただきたい。以下はYouTubeにあるヤツですが、ナレーション(長澤まさみ)がありません。ナレーションがあった方がわかりやすいと思うな。

後半の動画はこちらです。

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