古本市・本の買取・読書グッズの情報サイト marginalia.jp
古本市・本の買取・読書グッズの情報サイト

封筒をあける一手間が楽しい 書評:フェリックスの手紙 小さなウサギの世界旅行

この絵本は夢があっていい。

夏休み旅行の帰り道、空港で飛行機を待っているソフィーとその家族。ところが、ソフィーの大の仲良し、うさぎのフェリックス(人形)がちょっとしたことで迷子になってしまう。理由は最初の頁の絵をよーく見るとわかる。結局飛行機の時間になってもフェリックスは見つからず、ソフィーはそのまま家に帰る。

フェリックスを想い、悲しみの中で日々を過ごすソフィー。そんなある日、ソフィーに手紙が届く。差出人は・・・、フェリックスだ!

フェリックスはその後も旅を続け、世界各地からソフィーに手紙を出す。それではフェリックスからの手紙をご覧いただこう。ちょっと見づらいが、右側のページに封筒の絵がある。

さて、ページをめくるとその封筒が実際に貼ってあり、中にフェリックスからの手紙が入っているのだ。手紙を広げてみたところが次の写真だ。

本書にはこの手紙が合計6通、時には手紙だけではなく、記念写真などのオマケが入っていることもある。それとは別に、最後のページにフェリックスからのお土産が入っているのだ。封筒は差し出した土地の雰囲気を良く表現している。

本文はその土地の文化を紹介しており、読んだり挿絵を見ていると、もう少しそのことについて調べたくなるような内容だ。建物などにはその名称が脇に添えてあるので、調べるのも容易い。挿絵は色使いが鮮やかだし、私にとっては好ましいものだ。

この絵本のおもしろさはもちろん手紙だが、それを読むための一手間がポイントだ。封筒のアタマをめくって、手紙を引っ張り出し、読んで、元に戻す。メンドウなはずの、この一連の動作が実際やってみると意外と楽しい。ついつい本文を読まずに手紙だけ取り出して並べたくなる。

うちの2歳の娘はまだ全然興味を示さない、あたりまえだ。特に対象年齢は記されていないが、本文には漢字もあるので小学校になってからだろうか。手紙をもらったり出したり、読んだり書いたりするようになるまではオアズケだな。ちなみにフェリックスの人形も販売されているし、スイスでは切手になっているようだ。一緒に与えれば楽しさも倍増するのではないだろうか。

フェリックスには、いつか日本にもお立ち寄りいただきたいものだ。

marginalia?

古本や古本市、本の買取、読書グッズ、本棚・書棚などについて書いています。私は読書が好きだし、楽しいことだと思っています。皆さんにも読書のある生活を楽しんでもらいたいと思ってます。

管理人のプロフィール

ご意見など

お名前
メールアドレス(公開されません)
ウェブサイト

トラックバックURL:

このページの先頭へ
古本市・本の買取・読書グッズの情報サイト marginalia.jp
古本市・本の買取・読書グッズの情報サイト
読書占い
Copyrights © 2008-2017 marginalia.jp all rights reserved.