娘の歯の仕上げ磨きをしていたら「きょうは、キティちゃんと、おとうさんと、寝るの。・・・やっぱり、おかあさんがいいか。」そ、そうですか。orz
さて、自分の子どもが「僧になりたい」と言ったらどう感じるだろう。
あまり信じてもらえそうもないし、本当にそうなったらなんてわからないけど、いまの私は真意を確かめることはするかもしれないが、否定もしないような気がする。・・・うーん、やっぱり否定するのかな。
話は小学三年生の男の子が「僧になりたい」と言ったところから始まる。一時的なものだと思った父親はしばらく様子をみるのだが、やがて息子が本気であると考えるようになり、ついには僧の道を歩ませる。
本書では、小学生が僧になっていく過程ではなく長男が出家していくのを見守る家族を描いている。自分の人生を省みながら長男の将来を考える父親の迷いや希望、誤解が良く出ていると思う。
私の人生はまだ半ばだと思っているが、それでも娘が生まれて育つにつれ、自分の人生ではなく娘の人生に期待するようなところが出てきた。これが愛情なのか自分自身へのアキラメなのかはよくわからない。
過ごす場が一緒でも、同じ時代を同じ年齢で過ごすことができない親子というものは、近いようで遠いと感じるときもある。
参考までに3歳の娘に「大きくなったら何になりたいの?」と聞いたらジャンプしながら「わたしはフレッシュプリキュア!
の四人になりたい!」だそうである。・・・四人はムリだよ。
さて。本書は「長男の出家」の他に短編が二つ収録されている。これら三編の主人公は全て海外で生活を経験している。著者・三浦清宏
も10年の海外経験があるようだ。いつもなら「まあ、そういうもんか」と思うのだが、今回はちょっと違う。三編とも主人公、その妻までも同じに見えてしまう。
夢を持ちながらそれを満たすことができずに惰性で生きているような夫と、ひたすら夫に従い自分を持てないでいるように見える妻の組み合わせは、小説としては悪くないと思うが、もうちょっと描き分けた方がいいのではないだろうか。
143頁の「長男の出家」だけではページ数が足りず、意図的にこういう作品を集めたのかもしれないのでなんとも言えないのだが、この組み合わせが功を奏しているとは感じなかったし、私は二つ目の作品の途中あたりで疲れてきた。
「長男の出家」だけなら★四つでもいいと思うな。
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うちの姪が小さい頃に「大きくなったら何になりたいの?」と尋ねたら「チョコレート!」と言ってました。
「そりゃ食いたいもんだろう…」と思いましたが、自分で自分に言いました。
「大人は夢が無くていけない」
だけど、チョコレートになったり、プリキュアの「四人」になったりするのはちょっとおすすめできませんよね(苦笑)
minotaurさん
>チョコレートになったり、プリキュアの「四人」になったりするのはちょっとおすすめできませんよね
そうそう。けど、3歳で「サラリーマン」とか言われても困るしなあ。