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人の子供に口出しはできない 書評:モンスターペアレント!? 親バカとバカ親は紙一重

著者はモンスターペアレントモンスターペアレント の数は全体数に比べるとごくごく少数だ、と前置きした上で書き進めている。まあ、そうだろうと思う。そうでなければとっくに学校は崩壊しているだろう。

本書で紹介されるモンスターぶりは興味深い。モンスターというよりは子供だ。

仮にモンスターが少数であってもその影響は多大であることも容易に想像できるし、結果として、精神的にも肉体的にも疲れきってしまう教員がいることも理解できる。実際にモンスターに遭遇してしまった教員は大変だろうな、と思う。

一方でモンスターティーチャーはいないのだろうかと、余計な心配もしてしまう。

一般の会社なら必ず職制上の上下関係があるし、会社間なら発注側と受注側という上下関係がある。上下関係があれば、変なヤツは無視することができるのでどうにかなっているだけではないだろうか。

ところが、教育現場はそれができないのではないかと思う。お互い契約を打ち切りたくなることがあっても普通はできないだろうし、その上、これから何年かを共に過ごさなくてはならない。これはキツイよな。お互い、いい相手に巡り会いたいと切に願うことだろう。

私は、これほど社会の価値観が多様化してくるとモンスターの素質は人それぞれに多かれ少なかれあると思う。それがいわゆる「子供を教育機関に預けている親」特有のものだとは思わない。

現在の日本人全体の質が低下(正確には二極化)しているのではないかと思うこともよくある。変なヤツはどこにでもいるよ。

私は子供を持って初めて気がついたことがある。「たとえ自分の兄弟の子供あっても、それは別の家庭の子供だ」ということである。子供ができたとたん、親兄弟でさえも別の家庭となる。これは結婚の時には感じなかった。

人の子供に口出しはできない。教員だってそうじゃないのかな。悲観的すぎる?

教育現場の問題は広範すぎて解決方法があるようには思えないのであまり議論したくないのだが、せめて自分と子供はモンスターにはならないようにしたい、と改めて思った。

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古本や古本市、本の買取、読書グッズ、本棚・書棚などについて書いています。私は読書が好きだし、楽しいことだと思っています。皆さんにも読書のある生活を楽しんでもらいたいと思ってます。

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