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全般的に感覚的な文章 書評:佐野洋子の単行本

ETCカードを申し込んだ。レンタカー生活の私でも、高速道路1,000円と言われると魅かれるものがある。

さて、本書は絵本作家、佐野洋子佐野洋子 のエッセイ集である。佐野洋子の絵本と言えば「100万回生きたねこ100万回生きたねこ 」などが有名で、「すーちゃんとねこ」「おぼえていろよおおきな木」がうちにある。「おぼえていろよ〜」は家内が好きで小さい頃に持っていた本をそのまま娘が読んでいる。

ただ、本書を買ったときはそんなこととはつゆ知らず、目次に「読書」の文字があったので買っただけだ。

正直言うと「すーちゃん〜」「おぼえていろよ〜」も初めて読んだときはあまり好きにはなれなかった。すーちゃんのワガママさにハラがたち、木を切り倒してしまったおじいさんの舌打ちが耳障りだったのだ。

大人のくせに絵本にハラたててどうする、と自分に言い聞かせたがやはり好きにはなれなかった。それでも娘にせがまれて読み聞かせを繰り返すうちに・・・、驚くなかれ、好きになってきた。うーむ・・・。

単子本だの文庫本ではこうはいかないよね。だって、好きになれない本を何十回も読んだりはしないもの。

またまた正直言うと、本書もあまり好きになれなかった。読みにくいのだ。主語が途中で変わるなど、全般的に感覚的な文章であるように思う。エッセイはそれでもいいのかもしれないが、やはり読む側への配慮は必要ではないかと思う。

私の中では佐野の絵本と本書がダブってしまった。読んだときの第一印象が似ているのである。主人公のしていることや字面などが、悪い意味で気になってしまう。本書にあるであろう私には無い「良さ」を探すために、何十回も読み返すことはないと思う。

ただなあ「おもしろい人にはおもしろいのではないか」と思わせる何かがあるのは確かだ。これは認める。

家内は小さい頃「おぼえていろよ〜」を読んで泣いていたと言っている。そして大人になったいまでもその絵本が好きだそうだ。私が子供の頃に佐野の絵本を読んでいたら好きになっただろうか、やっぱり何度も読み返す必要があったろうか。いま佐野の単行本が合わないのは、私のせいだろうか。

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古本や古本市、本の買取、読書グッズ、本棚・書棚などについて書いています。私は読書が好きだし、楽しいことだと思っています。皆さんにも読書のある生活を楽しんでもらいたいと思ってます。

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