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ずんぐりした本 書評:THE HOUSE THAT JACK BUILT

Yahoo! Auctionsで買ってみた。形がおもしろい。表紙には「THE STUMP BOOKS」とある。「ずんぐりとした本」という意味だと思う。本の形に重きを置いて本を作ったのがよくわかる。普通、単行本に「固い表紙の本」と朱書きしたりはしないよね。

内容は、いわゆる言葉遊びの本だ。私はこの話がマザー・グースマザー・グース だとは知らなかったので、バカ正直に最初から読んでいた。内容はマザーグースの遊び部屋というウェブサイトに詳しいのでそちらを参照してほしい。

この本は買うときに洋書と書いてあったのだが、最後のページに「by HOLP SHUPPAN, Publishers. Tokyo 1993」と書いてある。これはほるぷ出版だろうな。続けて「Printed & Bounded in Japan」とある。つまり日本の出版社が日本で印刷して日本で製本している。どうやらこの絵本はRobert Opie Collectionにある絵本の復刻版で、その出版権はオックスフォード大学オックスフォード大学 のボードリアン図書館にある、ということらしい。

このシリーズは全部で7冊あるようで、これはその7番目。

大きさは H44 × W158 × D25(mm)、小口は天だけ茶色の塗装がしてある。この茶色い塗装は何と言うのかわからない。よくあるのは金色だが、その場合は天金と言う。製本はホローバック+糸かがりという開きやすさでは最高の組み合わせ・・・、かと思いきや本文の紙が厚すぎてあまり効果がないようだ。

しかも袋とじの袋側を綴じているので、2頁ごとにシロが入る。なんでこうなってるのかはよくわからない。両面カラー印刷が難しくても、モノクロで何か入れればいいのに。ところが、頁を繰るとこのシロの部分は普通に読む分にに出てこない。シロ同士が見開きになるところはノドにノリがついていて、カラーページを繰ると次ぎにある見開きシロ頁が一緒に捲れてしまうのだ、全く良くできている!

写真ではちょっと見づらいと思うが、私はこういう雰囲気の挿絵が好きだ。カワイイという感じでもなく、当時はそんな概念はなかったとは思うが、ヘタウマというわけでもない。まあ、それでもネコやネズミはあまり上手ではないな。要するに人の頭と体のバランスがそれなりに表現されている絵が好きだ。

この本は挿絵がカラー印刷だが、モアレも随分ある。復刻にあたって、ここまでこだわったのだろうか。モアレやカスレが、むしろ独特の少し派手めの色合いと相まって、なんともレトロでイイ感じだ。

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