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オレッてフツーだよね?ね?ね? 書評:恥ずかしい読書

埼玉に移って2週間、いまだに読書の時間を生活の中に確保できない。読書をしていても集中していないような気がする、いったいどうしたことでしょう。これが「落ち着かない」ということなんだろうか。

さて、以前本ブログでも紹介した「ベストセラーだけが本である」の著者、永江朗永江朗 の読書生活を紹介した一冊である。永江の本はまだ2冊しか読んでいないのだが、永江の扱っているジャンルは私の興味とおおきくかぶっているのでこれからも読む機会があるだろうと思う。

さて、読書ってのはすごく個人的なことだと思う。誰もが人生のうち一度は本を読んでいるハズだし、読む方法に大差はないはずだ。けれど、一度意識し始めると自分がしていることはフツーなんだろうかと迷い始める。

「オレッてフツーだよね?ね?ね?」

私はこんな感覚というか不安というか、そんなのをよく味わう。中学生の頃、初めて友達とハンバーガーを食べたときにその感覚に遭遇した。当時私が住む街にはロッテリアがあって、そこで食べるのはすごく都会的なことで気分が踊ることだった。田舎の街にもファースト・フード文化が到来して間もない頃だった。

ハンバーガーは意外と食べにくい。大人になったいまでも上下のパンを上から下までまとめて噛み切るには相当口を大きく開けなくてはならない。ガタイの小さな私には到底できないワザだった。食べると、よく口の周りにマヨネーズやらタレやらがついた。子供だったくせに「なんか子供みたいな食べ方だ。」と思ったものだ。まっ、家族で食べている分にはそれでいいのだが、友達とハンバーガーを食べるときにその感覚はやってきた。

(みんなどうやって食べるんだろう・・・。もしかしたら我が家には伝わっていないフツーの食べ方があって、それを実行すればキレイにハンバーガーを食べれたりするのだろうか。いやいや、いままで店で食べたときは皆大差なかったような気がするし、白い目で見られたことはなかったハズだ。けど、いままで他人がどうやって食べるのかを観察したことはない以上、あるいは、もしかすればもしかするかもしれない(汗)。ここで恥をかけば私は一族郎党バカにされて立ち直れないかもしれない・・・、せっぷく?)

ま、もちろん最後の一文は尾ヒレであるが、実際のところ結構焦った。

ハンバーガーを食べるなんて誰でも同じだ。口に入れて噛んで飲み込む、ただそれだけである。しかし口の周りに付いたタレなどの不具合はみなどう処理するのだろう、まさか上のパンだけ先に食べたりはしないよな、上から下までイッキに口に入れるのだろうか・・・。なんか見てはいけないものを見るようだが、かと言ってそんなことを口にすれば場の空気がおかしくなりそうだし、どうしていいかもわからずちょっと様子を伺っていたように思う。

・・・みんな私と変わりありませんでした。

口の周りにべったり、舌でペロペロ、紙ナプキンでフキフキ。一族郎党せっぷくは免れたのである。

永江は仕事柄、たとえ本を読みたい気分ではなくても一日中本を読まなくてはならない。一冊でも多く本を読むことは自身の仕事の幅を広げることになる。そんな永江の読書はどうしたら読書を続けることができるのかというノウハウが詰まっている。そんな永江のノウハウに触れた私は「こういうノウハウなしで読める読書の方がいいなあ。」と思った。読まされるのではなくて、読む読書。もちろん永江だって、許されるならそうしたいだろうと思う。

当たり前のことなのに、ちょっとした不具合を感じると急に不安になって、他の人がどうしているのかを知りたくなる、そんな小心者の私は本書で永江の読書生活に触れて安心した。決して私はヘンではない。これからも自信を持って本とともに過ごしていこうと思うのだ、ハッハッハッハ!読書は楽しいゼ!

しかし・・・、万が一・・・、永江と私だけがこうだったら・・・?2族郎党、せっぷく?

marginalia?

古本や古本市、本の買取、読書グッズ、本棚・書棚などについて書いています。私は読書が好きだし、楽しいことだと思っています。皆さんにも読書のある生活を楽しんでもらいたいと思ってます。

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