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やっぱりネタが豊富であるに越したことはない 書評:鞄に本だけつめこんで

群ようこ群ようこ の本を数冊読んでみて、毎回楽しめるのでこれからも読もうと思う反面、出てくるエピソードに重複が見られるようになった。群の作品には家族のことが良く出てくるので、どこかで会ったら「お噂はかねがね。」などと余計なことを言ってしまいそうだ。

このブログも記事数でいくと160本を超えるところまできたが、やはり書き続けられなくなりそうな時がある。振り返ってみると、おもしろいおもしろくないというよりも、より感情が激しく動いたときの方が書きやすい。

私なんかは別に締め切りも字数の指定もないので好きに書いているが、プロの作家ともなれば「うー、書けない。」では済まされないだろうから、どうやって文章を捻りだすのだろうか、なんだかんだいってもたくさんエピソードを持っているのだろうか、などと思っていた。

Wikipediaの記事によると、村上春樹村上春樹 は「本来小説に向かうべき個人的体験や経験を切り売りすることに抵抗を覚え始めた」ためエッセイをあまり書かなくなったそうだ。プロでもそういうものなんですね。

これからも群の本を読み続けていくと、そのうちまた売れない画家の一家が出てくるのだろう。それでも「お、出てきたなー!調子はどうよ?」なんて感じで読めるような気がするし、これが同じ著者の本を読み続けることの楽しさの一つのような気もしている。

一方で毎回同じ話を聞かされるとイヤになることも多々ある。大抵はソリが合わないやつだったりするが、ソリが合うのにイヤなのがいる。親だ。それでも最近は耐性というか体制というか、そんなものがついてきたので聞き流すことができるようになった。

「同じことを聞いてそれをどう受け止めるか」は、ある意味でその人と自分の間柄を計る定規みたいなものだ。好意を持っていれば楽しく聞けるし、そうでなければ部屋の中で時計を探して経過時間を確認したりする。

毎回毎回違うことを言える人なんて世の中にはいないだろうからそれはそれで仕方がないのだけれど、ときどき話をしている時に「あれ?これ前にも言ったことがあるような気がする」などと思うとゾッとする。そんな時私はついつい周りの様子を窺ってしまうのだ。せめて同じことでも表現を変えることができればいいのだが。

やっぱりネタが豊富であるに越したことはない。

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古本や古本市、本の買取、読書グッズ、本棚・書棚などについて書いています。私は読書が好きだし、楽しいことだと思っています。皆さんにも読書のある生活を楽しんでもらいたいと思ってます。

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