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いままで会社のお金のこと全然知らなかった 書評:脱★ドンブリ経営

いままで会社のお金のこと全然知らなかった。

数日前、休日出勤中に社長と会社でバッタリ会ったので、いろいろ話を聞いたついでに、会社のお金の考え方を教えてもらった。

けれどもその場では「なんとなくわかったつもり」というようにしか自分でも思えなかったので、オススメの本を貸してもらうことにした。翌日貸してもらった2冊のうちの一冊がコレだ。

この本は、本そのもの以外にもサービスがある。著者のウェブサイトで本の一部を解説している音声ファイルを公開していて、音も使って理解を深めるとか、問題集部分の問題を全部解けた人に「認定証メール」をくれるといった、本の範疇を超えたサービスも提供している。なかなか工夫しているなと思う。

ところどころ「ちょっと大げさじゃない?」というところもある。帯には「儲けが2倍に!」と印刷してある。100万円の利益が200万円になればうれしいけど、1万円が2万円になっても(まあ、それはそれでうれしいけど)「2倍!」というほど実感の伴うものではないように思う。

ただ、いままでお金のことを考えてこなかった向きには参考になるのは間違いない。社員の教育用に一人一冊支給でもいいように思う。

本書は会社の利益構造をSTRAC表という図で理解するのが目的だ。結論から言うとわかりやすい。

電卓片手に3時間程度で、素人の私でもなんとなくわかりつつある。そんな私が一通り読んでみて感じたことは「じゃあ会社としてどうする?」ということにつきる。いつもここに戻ってくるのがある意味悲しい。

経理情報というのは、会社のそのときの状態を端的に表すものだ。今後会社をどうしていくかを考えるための大きな指標となる。しかし、そこには前進するための具体的な方法が書いてある訳ではない。「粗利を1%上げれば・・・」と言うのは簡単だが、どうやって粗利を上げるかはやっぱり自分で考えるしかない。あたりまえだ。

STRAC表を私の勤め先に照らし合わせてみると、考えさせられることは多い。

例えば「付加価値」という言葉。印刷業界でもずいぶん前から言われている言葉だが、果たして当社における付加価値は、会社の利益構造に対してどういう影響を与えているのだろうか、とかね。ぶっちゃけた話、私の所属する会社は付加価値の考え方を間違っているような気がしてならない。

会社のSTRAC表も書いてみたが、目標と実績の図形の違いと日々の業務の関連性が、私にはどうもハッキリしない、実感がない。私はいままさにドンブリ勘定をしているのだろう。平社員で良かったゼ。

一冊目が当たりだったので、借りたもう一冊にも期待している。さっ、次行ってみよう、次!

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古本や古本市、本の買取、読書グッズ、本棚・書棚などについて書いています。私は読書が好きだし、楽しいことだと思っています。皆さんにも読書のある生活を楽しんでもらいたいと思ってます。

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