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先が見えないイマだからこそ無難なところがオススメ 電子書籍リーダー SONY PRS-T2

電子書籍リーダー、ついに買いました。

Kindleの日本発売の噂を聞いた時から本格的に検討を始めたのだけど、古本好きの私は新刊を買うことがあまりないし、電子書籍になってしまったら装丁など紙の本ならではの楽しみが無くなってしまう。使い分けというか棲み分けとういうか、そういうのが思い浮かばなくて電子書籍そのものを諦めかけていた。

ところが。

先日、仕事で使う本を探していたのだが和書には良さそうなのが無く、3,000円くらいのペーパーバッグ(洋書・英語)が良さそうで買うかどうか迷った。以前は仕事で使う本もあえて自腹を切っていたのだが、それが良いことだと思えなくなっていた私に3,000円は高すぎた。

アメリカのAmazonだったら安いかと思い、Googleで検索をしたらPDFがヒットした。電子書籍があるらしい。スクロールしていくと「Download」の文字。

(えっ?! [クリック] ・・・ダウンロードしちゃったよ。もしかして違法?)

サイトのFAQなどをくまなく見てもヤバそうな感じはしないし、他にもいろいろな本のPDFがある。PDFを開いてみると紙をスキャンしたものではなく、ちゃんとデータから作成してある。とりあえず読みたい部分を読み始めた。ここで、ピーンッ!

(電子書籍リーダー買おう!)

普段からPC上でPDFとエディタのウインドウを行ったり来たりするのがイヤだった私には、紙の本のようにPCの前に電子書籍リーダーを置いて使えればきっと便利に違いない。

そんなわけで再検討が始まった。しかし、タブレットPC全般の誘惑は強力だった。比較しているうちに「どうせならアレもできたほうがいい、コレもできるにこしたことはない・・・」と欲張ってしまう。価格だってこなれてるから余計に迷う。

私が電子書籍リーダーに求めた条件

どれも最初からそうだったわけではなくて、検討をしているうちに少しずつ条件が明確になっていった感じかな。

バッテリーが1週間以上保つこと

タブレットPC全般と決別することになった理由がコレ。

タブレットPCはどれも7〜8時間で、1日なら十分いける。でも1日なら、ってのがちょっと・・・。バッテリーの残量と充電のタイミングを気にしながら使うのは携帯電話だけにしておきたかった。

それに災害などの緊急時にもいろんなドキュメントが使えたらいいな、と思っていて、そのためには1週間以上は充電無しで使えてほしかった。

対応しているファイル形式が多いこと

電子書籍そのものの絶対数が少ない現在では、対応しているファイル形式が限られるとなおさら読めるものが少なくなってしまう。MS-Wordなどは読めなくたってかまわないが、それぞれの電子書籍独自形式の他、PDFやEPUBくらいは読めないとどうにもならないような気がした。

それと変換が必要なのもダメ。変換はしょせん変換である。経験上、ちゃんと表示できる保証はないと考えた。

SDカードなどでディスクの容量を増やせること

実際に私がどれくらいの電子書籍を持ち歩くのかはわからなかった。わからないからこそ、いざとなったら増やせなくては困る。普段は全く読むことがなくても、無いとどうにもならないものは入れておきたい。

クラウドに保存するのはイマ風だけど、ネットワークが必須なので電波が届かないところにいたり、災害を考えるとちょっとなあ。それに「1984年1984年 」のことを考えると、違った意味で一企業を信頼する気にはなれない。

MacOSで使えること

私は普段からMacを使っているので対応するOSがWindows限定だとダメ。専用ソフトはキライなのでUSB直結で外部ディスクとして接続できるのが理想だ。

電子書籍リーダーの比較

とりあえず未発売のものも含めて候補に挙がったのは以下の4つ。それ以外は知名度が低くメーカーのやる気が感じられないので却下した。ま、GALAPAGOSGALAPAGOS のことを考えると、やる気は最初だけってこともあるのだけれど。

ハードウェアとしての性能も比較はしてみたが、どれも誤差の範囲だと思う。

ネットで買える電子書籍の数はあまり気にしないことにした。取り扱い総数が多くたって、私が読みたいものがなければどうにもならない。なければ紙の本買えばいい。ゆくゆくは講談社「ブルーバックス」のように同じ電子書籍が全ての書店で買えるようになるのではないかと思う。(ちなみに「マックスウェルの悪魔 新装版」の電子書籍、買いました)

電子書籍リーダーの比較表

Kindle Paperwhite Lideo Reader PRS-T2 kobo glo
販売 Amazon BookLive! SONY 楽天
表示 6インチ 6インチ 6インチ 6インチ
重さ 213g 170g 164g 185g
厚さ 9.1mm 9.4mm 10mm 10mm
内蔵メモリ 2GB 4GB 2GB
(マイクロSDHC可)
2GB
(マイクロSDHC可)
Wi-fi
(有のモデルもある)
対応形式 AZW3, TXT, PDF, 保護されていないMOBI, PRC, 要変換は、HTML, DOC, DOCX, JPEG, GIF, PNG, BMP 対応は不明、PDF不可 mnh, XMDF, ドットブック, EPUB, PDF, TEXT, JPEG, GIF, PNG , BMP EPUB, PDF(koboイーブックストアで販売しているPDF書籍のみ)
その他 ライト内蔵 WiMAX回線無料 ライト内蔵

以下は、諦めたポイント。

Kindle Paperwhite

Kindle Paperwhiteはカラー液晶のものはバッテリーが1週間もたないのでダメ。電子ペーパーのPaperWhiteはバッテリーの保ちは良さそうだが、EPUBに対応していない。mobiに変換すれば良いらいしいが、変換はキライなので・・・。

Lideo

LideoはPDFが読めない、USB接続できない、ということでダメ。

Kobo glo

kobo gloはPDFが専用PDF以外が読めないし、楽天のコンテンツ水増し事件のせいで極端にイメージが悪かった。ハードウェアとしては悪くないと思うんだけど、名前もちょっと・・・。「グロ」でいいの?

結局、最後まで残ったのがSONY PRS-T2。

SONY PRS-T2を買ってみて

細かい使い勝手はまたの機会に書こうと思うが、とりあえず箱を開けたところまで。

以前から家電量販店で電子書籍リーダーは触っていたのだが、改めて店頭でPRS-T2を手にしてみるとやはり軽い。

気になったのがボタンの仕上がり。PRS-T2以前のモデルはボタンが四角でそれなりにカッコ良かったのだが、このモデルはボタンがアイコンの形そのものになった。その結果「<」「>」など形が細いものはアイコンの地の部分(フォントデザインで言うところのフトコロ)もボタンになっていて、なんかみっともない。

こういう仕上がりにするならアイコンのデザイン自体も変更すれば良かったのに。細かいことだが、それ以外にデザイン上の非が無いので余計に気になる。本体は黒か白にしようと思っていたのだが、白の方がココが目立たないような気がしたので、白を買った。

ついでに電子ペーパー部分を保護するフィルム(iBUFFALO PRS-T2/T1/G1専用 気泡が消える液晶保護フィルム スムースタッチタイプ )も一緒に購入。

家に帰って箱を開けてみると・・・

使用説明書も紙の薄いのがあるだけで、あとは本体内にPDFがある。ま、電子書籍ならそれもいいよね。

ケースとスタイラスも入っていた。ケースに入れると保護にはなるが、かさばりそうなので使わないことにし、スタイラスは本体にくっつける場所がないので使わないことにした。これならスタイラスなんかつけなくたっていいと思うが、なかなか思い切れないもんなんでしょうね。

結局、本体とUSBケーブルだけ使うことになった。

説明書も読まずにいきなりPCに接続し、見よう見まねでダウンロードしたペーパーバッグやカメラの使用説明書など、iPhoneに入れていたPDFをコピーして表示。

「おお、なんかイイね!」

SONY PRS-T2を選ぶ理由

他の電子書籍リーダーを買ってみたわけではないので実際の良さ・悪さの違いはわからないけど、SONY PRS-T2を選んだ理由は「無難」につきる。通信が無料など派手な機能はないのだけれど、辞書もあるし、オススメはできないが見ようと思えばインターネットも見れる。

手書きメモやFacebook・Evernoteへの連携機能を見ると、まだまだ電子書籍リーダー自体の未来がハッキリしていない気がする。どうせなら、一定時間経過したらアラート出してくれる(読書に夢中♡状態からの救済)とか、読んだ書籍数のグラフ表示してくれる(モチベーション維持)など、本を読むという行為を電子的にサポートする機能の方が電子書籍リーダー向けではないだろうか。実装してくれませんか? > SONY様

まだまだ紆余曲折が予想される電子書籍業界を見るに、この時期に電子書籍そのものや電子書籍リーダーを買うのはムダになる可能性が随分高いと思う。そんなイマだからこそ、無難にまとめてるPRS-T2がいいと思うな。

marginalia?

古本や古本市、本の買取、読書グッズ、本棚・書棚などについて書いています。私は読書が好きだし、楽しいことだと思っています。皆さんにも読書のある生活を楽しんでもらいたいと思ってます。

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