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旅行雑感

月曜日、複数の同僚から旅行のおみやげをいただいた。京都、北海道、東京ディズニーランド。同僚への旅行のおみやげは買わない主義の私はいただくばかりとなってしまい、ちょっと申し訳ない気持ちもあるのだが、ここで負けるわけにもいかない。

(旅行か、行きたいなぁ)

私は旅行が好きだ。ただ、したい旅行が他とちょっと違うと思っている。思うようではない旅行なら行かない方がマシなだけさ、と粋がっているのだ。

私の好きな旅行は「その土地でちょっとだけ暮らしてみる」というものだ。いわゆる観光名所は全く興味が無い。時間に追われ観光名所をいくつも駆け回るような、止まっているより移動している時間が長いようなのはイヤなのだ。

風光明媚な土地も嫌いではないが、私が旅行に求めるのはその土地の商店街だったり、日曜日に人が集う公園や、飲んだくれがたむろするようなお祭りである。とても楽しく、刺激になる。

知らない土地に行って一週間くらいのんびりしたい。しかし、働く身となったイマとなってはそんなの望むべくもない。

移動するのも旅行のうちであることは十分わかってるつもりだ。学生時代は東京から青森まで青春18切符で鈍行を乗り継いで帰ったりもした。けれど、それはいましたい旅行ではない。

私の場合、実家に帰るとそれはそれで旅行と言えるくらいの移動距離である。おみやげも買えるし、宿泊は三食付きで無料、送り迎えもつくし、場合によっては収支がプラスになることもある。

でも、私に言わせると実家は旅先ではない。たとえそれが地球の裏側でも。しばらく見なかった懐かしさはあっても、刺激にはならない。そこにあるのは良い思い出と忘れてしまいたい過去の混じりあったものだ。

「ほっといて欲しい」私が旅行に望むことだ。

いまどきの旅先は、やれ観光名所だ、名物だ、コレみなきゃソン、と旅人をもてなしてくれる。それが好きな人は楽しめると思うし、それでいい。旅の楽しみは人それぞれだ。

・・・学生時代、京都に親友が居て何度か遊びにいった。その日、Kはバーのバイトが入っていて「おまえも来い」と言った。断る理由もないし、酒に弱いくせに雰囲気は好き、ということもあってイソイソとついていった。

薄暗い照明のカウンター席ばかりの狭い店でしばらく話していると、ママさんがカウンターの中で酒をつくっているKに向かって「Kちゃん、ヒロさん来てるんだからバイト休んでもよかったのに。ヒロさん、つまんないでしょ?」私に返答する間もくれずにKが返す。「いいんですよ、ほっとけば」

そうです、Kの言う通り。ほっといてください、つまらなければ他へ行きます、ご心配なく。居たいから居るのです、ココは良い店ですよ・・・

さすがに声にはしなかったが、ニッコリ笑ってやり過ごした。

もう店の名前も覚えてないあの店どうなったかな、また行ってみたいな。

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古本や古本市、本の買取、読書グッズ、本棚・書棚などについて書いています。私は読書が好きだし、楽しいことだと思っています。皆さんにも読書のある生活を楽しんでもらいたいと思ってます。

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