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予見が一番難しい 書評:会社は倒産体質 倒産リスクとの戦い方

企業の寿命は30年と聞いたことがある。

仮にそれが本当で、多くの企業が30年で倒産すると考えれば、20歳で働きに出たら60歳までに一度は倒産を経験することになるし、自分の会社が30年以上生き残ろうとするには30年で顧客を全て入れ替えるくらいのつもりで新規獲得をしなくてはならない。

「そんなこと無い!」

と大きな声で叫び、自分だけには当てはまらないと思いたくもなるが、同僚の女性はまだ20代のくせに過去2回倒産を経験している。

倒産体質って何よ

著者の言う倒産体質とはどういうものだろう。人だっていずれは死ぬわけだし、そういう意味では「死亡体質」と言えるだろう。

全般的に漠然としていて、ハッキリとしないような気がするのだが、本書でそれらしいところは以下だろうか。

会社はいつでも間違った方向に突き進んでしまうリスクを抱えているのだ。そして、最悪の場合「倒産する」ことになる。(会社は倒産体質 より)

こうなってしまう理由についても言及があるが、「名経営だったからこそ被害が甚大になった云々」なんてのはどこかヨイショの感じも否めない。甚大な被害を出しているのなら、それも含めて名経営かどうか判断すべきではないのだろうか。

倒産しないためには

本書の方向としては「勝って兜の緒を締めよ」といったところか。

倒産しないために、として書かれている社員の行動や経営の分析など、その一つ一つは「確かにそうだよなー」と思うのだが、全体として眺めてみると、あまり特徴的なことは書かれていないように思う。どこかで聞いたことがあることばかり。

ま、近道は無い、ということかもしれないけどね。

先の引用部分に続けて以下のような下りがある。

しかし、パラダイムシフトのまっただ中にいることを認識し、将来起こりうることを戦略的に予見できるのであれば話は別だ。他社を尻目に激流の時代を生き抜くことが可能になる。(会社は倒産体質 より)

これだって、あたりまえと言えばあたりまえ、世の経営者のほとんどはコレで悩んでいるのではないかと思う。

私は、社長の給料が高いのは、どんな仕事よりも難しい「予見」がその本懐であるからだと思っているし、どんな産業にあっても社長の業種は社長業であると思う。建設業であっても、農業であっても、大企業であっても、個人商店であっても同様。

社長によって使う言葉は違うけれども、そのどれもが将来を知りたがっているように思える。

もし予見できるようになったら・・・、社長!宝くじどうですか!

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