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いろんな本を買い、興味のある分野は徹底的に集める 書評:生きる読書

久しぶりの群ようこ、楽しく読みました。

本一つ一つを著者自身の日常にうまくはめ込めんでいる。私は料理の本なんて興味ないけど、群の料理に関するエッセイを読むとなぜか共感することが多々ある。

群のエッセイは興味のない分野の本でさえも共感してしまうことが多いのが特徴だと思う。

タイトルがなんで「生きる読書」なのかはわからなかったけど、ま、いいよ。

多い時で月に60冊以上の本を買う

本書には「本の旅人」に連載されたエッセイが収録されているのだが、それぞれのエッセイの最後に「この月買った本」と題して、群が買った本が定価とともに掲載されている。

(すごい数だ・・・)

多い時で月に60冊以上、本を買っているときもある。本人は買った本をいちいち数えていないそうで、こうして改めて一覧を見ると驚くのだそうだ。

職業柄そういうものなのだろうが、こんなペースで買ってたら部屋が本で埋まるのもうなずける。

「買った本を全部読んでるのか?」

と疑問に感じたのだが「全部読んでいない」と書いてあった。そりゃ、そうだよな。読まずに古本屋に買取ってもらうことも多いようだ。

「本はいつなくなるかわからないから、興味があったらとりあえず買っておく」という人がいる。お金のない私には到底無理な話だが、言ってることはよくわかる。

「群さんも興味があったらとりあえず買っておくタイプなんだろうな」

本の一覧を見ながら私はそう思っていたのだが・・・

いろんな本を買い、興味のある分野は徹底的に集める

本書には書き下ろしとして”「廣津里香」という生き方”というエッセイがある。

古本屋で手に取った「私は優雅な反逆者」の著者が廣津里香廣津里香 で、この本を皮切りに、在庫がある本は買い、絶版本は古本屋で探して、画集、詩集まで手に入れたそうだ。そうして廣津里香の著作を読み、彼女の人生について思うところを書いたのが前述のエッセイである。このエッセイはかなりイイです。

「いろんな本を買い、興味のある分野は徹底的に本を集めて読む」

こういう本の選び方が理想的だと思う。私はついつい自分の興味のある分野の本ばかり買ってしまうので、本を読んでもあまり人生の幅が広がらないような気がしているからだ。

最近はつとめてこういう本の買い方を避けようと思っているのだが、ふと振り返ると元の木阿弥。しかし、興味のない分野の本を買うのは勇気いるんだよね。

「読まないかもしれない」

この自分の中の自分の声は底知れぬ説得力がある。

いろんな意味で著者をうらやましく感じた一冊だ。

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古本や古本市、本の買取、読書グッズ、本棚・書棚などについて書いています。私は読書が好きだし、楽しいことだと思っています。皆さんにも読書のある生活を楽しんでもらいたいと思ってます。

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