古本市・本の買取・読書グッズの情報サイト marginalia.jp
古本市・本の買取・読書グッズの情報サイト

もっと早く読んでおけばよかった 書評:野村ノート

「野球はどこのファンなの?」と聞かれることがある。基本的に私はアンチジャイアンツである。

ではどこのファンなのか。私に好きなチームはなく、監督で決まる。いまなら落合博満落合博満 率いる中日、そして野村克也野村克也 率いる楽天である。そう答えたら「その時に強いところじゃないの?」と言われた。

私に言わせれば、結果的に強くなっているだけである。そしてその理由は監督が優れているからだ。異論があるとは思うが、星野仙一星野仙一 率いる阪神が強かったのは「野村の理論」プラス「星野の情熱」だと思っている。

落合、野村がなぜ好きか。彼らは野球に対する美学を持っていると感じるからだ。私はいろんなところに美学を求める傾向が強い。美学は哲学と似ているが、あえて美学と呼ぶのはその人によって違うことを許容、あるいは要求しているからだ。

どんな仕事であっても美学は重要だと思っている。私と実際に接したことがある人は意外に思うかもしれないが、私は芸能人ではGacktGackt とか及川光博及川光博 が好きだ。やってる内容はともかく、彼らには彼らなりの美学があると感じるからだ。言うまでもないが、それは見た目の話ではない。

本書には野村克也の美学が満載だ。そして(決して私が優れているという意味ではなく)私も同じように考えている。組織とはいかにあるべきか、それは会社であってもプロ野球チームであっても同じなんだと思った。具体的な組織論組織論 については書ききれるものでもないので、ここでは触れない。

野球がすべての話の基本になっているので、野球が好きではない人にはちょっとツライかもしれないが、規模の大きさに関わらず、部下がいる人は読んでみるといいと思う。

「イイ!」と思った本を読むたびに同じことを思うのだが、もっと早く読んでおけば良かった。実はこの本は古本屋で見つけるまで待っていた。野村監督だし新品でもいいかな、とも思ったのだが、やはり背に腹は代えられず。決して遅すぎたとは思わないが、残念でしようがない。

marginalia?

古本や古本市、本の買取、読書グッズ、本棚・書棚などについて書いています。私は読書が好きだし、楽しいことだと思っています。皆さんにも読書のある生活を楽しんでもらいたいと思ってます。

管理人のプロフィール

コメント / トラックバック

  1. 慶次
    2009年10月30日 金曜日 08時51分

    「野村ノート」良いですよね。

    自分も野村氏、落合氏は好きです。
    「美学」という言葉にも共感します!!

    今後もブログ拝見させて頂きます。

  2. 管理人
    2009年10月30日 金曜日 22時28分

    慶次さん

    >「美学」という言葉にも共感します!!

    慶次さんもそうですか。美学というと、見た目のことと混同されがちなので説明に苦労することが多いので、なかなか扱いの難しい言葉だと思っています。

    どうぞ、今後ともご贔屓に。

ご意見など

お名前
メールアドレス(公開されません)
ウェブサイト

トラックバックURL:

このページの先頭へ
古本市・本の買取・読書グッズの情報サイト marginalia.jp
古本市・本の買取・読書グッズの情報サイト
読書占い
Copyrights © 2008-2017 marginalia.jp all rights reserved.